2025年9月、当社代表は山本康二氏とともにドバイを訪れ、Club Iris Dubaiで香水自販機を視察しました。本記事では現地で見た設備と、The Smart Vendorが公表する導入事例、日本での導入を考える際の検討項目を分けて紹介します。

視察先はClub Iris Dubai

視察したのはドバイのIris Dubaiです。ナイトクラブ・ラウンジという外出先で、来場者がその場で香りを選べる設備を確認しました。香水ボトルの販売カウンターとは異なり、機体で商品を選び、少量を体験する設置形態です。

Iris Dubaiで紹介された香水自販機
ドバイの香水自販機を紹介した視察記事の写真。現在の利用条件は施設へご確認ください。

見たことと、確認していないこと

機体の外観、画面、設置空間は現地で観察できても、補充頻度、売上、保守契約、広告契約までは写真から分かりません。設備が置かれていることを、そのまま採算や継続運営の証明として扱わないことが大切です。

視察記録の範囲
区分本記事での扱い
現地記録2025年9月のIris Dubai訪問と、香水自販機の設置観察。
公開情報The Smart Vendor公式が掲載する提携・導入先。
未確認施設別の売上、補充回数、契約、保守対応時間、現在の在庫。
編集部の考察日本の候補施設で比較したい動線・視認性・現地作業。

The Smart Vendorの公式が紹介する導入先

The Smart Vendor公式Partnersには、ドバイのIris Dubai、Zero Gravity、Terra Solis、オーストラリアのMs Collins、The George on Collinsなどが掲載されています(2026年10月15日確認)。これは公式が紹介する提携・導入事例で、当社が全施設を訪問した記録ではありません。

同じブランドの機体でも、各施設の営業時間、入場条件、商品や料金は別です。また、本記事は海外設備の視察紹介であり、日本総合広告合同会社をThe Smart Vendorの国内代理店・設備運営者として案内するものではありません。

暗い空間で、機体を見つけて使えるか

以下は日本で導入を検討する際の編集部の視点です。照明が落ちた場所では、筐体のデザインだけでなく、商品名、価格、操作の指示が読めることが重要です。音楽が流れる環境では、音声案内だけに頼らず画面で進められるかを確認します。

  • 入口・化粧室・バーなどから機体が見えるか。
  • 支払う前に料金と選択した商品を確認できるか。
  • 噴射位置と次に押すボタンが分かるか。
  • 待つ人が通路や出入口をふさがないか。
  • 問い合わせ先が暗い環境でも読み取れるか。

高級感のある外観と、操作の分かりやすさは同時に検討できます。ただし、デザインを変えれば利用回数が必ず増えるという結論ではありません。施設ごとに使い方の質問や操作のつまずきを記録して改善します。

ナイトクラブでは、営業中と営業時間外の作業を分ける

利用者が多い時間に補充や内部点検を行うと、通路や営業の妨げになる場合があります。入館できる時刻、作業場所、香水の保管、現地担当との連絡方法を決めておきましょう。夜間に不具合が起きた場合の販売停止と翌営業日の連絡も準備に含めます。

海外の設備に24時間のサポートがあるか、温度管理をどのように行うかは、今回の視察記録では確認していません。日本で同じ条件が提供される前提にせず、導入する機種と契約の条件を個別に確認してください。

日本の導入計画へ置き換えるとき

海外の事例を見る目的は、その場所の売上を日本へ当てはめることではなく、体験の作り方と設置条件を比較することです。来場者の目的、滞在時間、機体前の通行、単価、決済、補充費用を候補施設に合わせて整理します。

当社はFragrance Stationの機器調達・販売と導入コンサルティングを行っています。国内事例はSPACE KUMAMOTOの利用案内、設置を検討する方は候補地の選び方、費用を比較する方は条件を明示した収支試算をご覧ください。

出張自体のお知らせは2025年9月のドバイ出張記録で紹介しています。